海外各拠点の会計システム一元化に成功
取材日:2015年09月01日
専門商社
一般会計
海外各拠点の会計システム一元化に成功
取材日:2015年09月01日
専門商社
一般会計
株式会社ネクスティ エレクトロニクスは、「社会の先端ニーズに情報と創意で応える」という理念のもと、お客様のニーズに最適な製品を調達・供給する半導体・電子部品商社である。単なる製品供給にとどまらず、企画・開発から調達生産販売に至るまで、お客様のサプライチェーン構築を支援するためのトータルサポートをグローバルに展開している。
通貨や税制の違いから海外拠点の会計系のシステムを統一するのは難しいのではと思っていました。その当時ワールドワイドで利用可能な会計パッケージの多くは非常に大きなコストがかかり、そのコストを拠点に負担させることは厳しいという状況でした。その一方で連結決算の早期化、経営指標の早期把握を目的に会計システムを統一すべきという意見もあり、システムの選定を始めました。
会計システムの要件としては“多通貨・多言語”は必須でした。各拠点の財務諸表は現地通貨で出力されなければなりませんし、最低でも英語での出力も求められますので、これらの機能を保持している会計システムを探しました。3社検討しました結果、最もコストパフォーマンスが高いと評価されたPlaza-iに決めました。
経理部門の立場からの評価では、外貨・バイリンガルはもちろんのことですが、Plaza-iは会計士が設計しているだけあって、得意先別の管理、ドリルダウンなど機能の面で“かゆいところに手が届く”感がありますね。営業の方が運用・開発双方の視点を持った提案をしてくれていたことも安心感につながりました。
今後さらにサービスアパートメントの新設予定もあり、その都度Plaza-iでの利用を拡大予定だ。
一部導入に時間のかかった拠点もありましたが、導入サポートも最後まで粘り強く対応してもらい、大きなトラブルなく海外展開できました。Plaza-i導入後は報告作業が以前よりも確実に早くなり、海外のデータをリアルタイムで把握できるようになったことや、データの抽出が容易になったことなど、導入目的を十分に達成したと思います。導入後のサポートもしっかりしており、私としては非常に満足しています。
今後もPlaza-iで海外進出先のシステム統一をさらに進めていこうと思っています。バージョンアップで機能が追加されていくので、海外拠点を持つ会社用の機能がさらに追加されるのを期待したいですね。