Plaza-iで外資系日本拠点をPC1台で処理
取材日:2015年10月24日
専門商社
一般会計
Plaza-iで外資系日本拠点をPC1台で処理
取材日:2015年10月24日
専門商社
一般会計
H.E.F. DURFERRIT JAPAN株式会社はフランスに親会社を持つ、外資系企業である。母体であるH.E.Fグループは“摩擦”や“摩耗”の豊富なノウハウ、経験、実績から、金属の表面処理技術の分野では世界トップクラスの技術開発を進めてきた。
この技術による表面処理は世界トップシェアを誇り、すでに世界25か国に拠点を展開している。
業務拡大のため、自計化が必要となり会計システムの導入の検討を始めました。それまで経理代行依頼をしていた会計事務所がPlaza-iを使用していたこともあり、紹介をいただいて問い合わせたのがきっかけです。
弊社はフランスに親会社を構える外資系企業ですから、外貨処理、日英バイリンガル機能は必須。特に弊社は毎月フランス本社へ英語で報告しなければならず、翻訳に時間がかかってしまうこともしばしばありました。いざ自分でシステムを探してみると、この2つの機能は“オプション”扱いになっていることがほとんどで、想定よりもコストがかかってしまうと判明。
その点、Plaza-iは標準で外貨・バイリンガルを搭載していますから、サポートも含めて安心で、結果的に他社ソフトよりも安価でした。実際、自計化が達成できた今、以前と比べて経理にかかるリソースコストが2/3まで削減でき、本社への報告スピード等を改善できたのは大きいです。
また、システム選定当時、処理拠点の増加が見込まれていましたので、複数会社処理ができる点もポイントでしたね。毎月の報告書作成で必要となるExcelへの出力機能も満たしており、まさに外資系企業にはぴったりのシステムといえると思います。
決定後、すぐに導入キックオフとなり、約1ヵ月半で本稼働となりました。もともと経理業務が初めてだったこともあり、完全に慣れるまでには1年ほどかかりました。やはりバイリンガル機能があることや、勘定科目マスターを自由に設計して追加・編集できることで、親会社とのやりとりで発生してしまう言語の齟齬が少なくなりましたし、親会社とのコミュニケーションもスムーズになりました。
今後さらに処理拠点が増える可能性がありますが、経理人員を増やすことなく対応できると考えています。Plaza-iのサポートデスクもありますので、今以上にさらなる効率化を目指したいです。