会計を先行導入。その後基幹システム、受発注機能…と段階的に追加導入
取材日:2016年05月27日
専門商社
販売管理
会計を先行導入。その後基幹システム、受発注機能…と段階的に追加導入
取材日:2016年05月27日
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ライスハウァー株式会社は、歯車等の大型研削機械、及び大型研削機械の構成パーツおよび工具を主要商品として、海外(主に欧州)から輸入し日本で販売している会社です。同時に、機械の修理、調整などの専門技術サービスも提供しています。 また、顧客から要修理品を預かり、外部委託先へ修理を依頼、修理後のパーツを提供するサービスも行っています。
従来、Plaza-i提供元(株)ビジネス・アソシエイツ(以下、BA)旧製品のMS Access版Plaza(以下、旧Plaza)を使用していたが、MS Accessの共存の問題などで、Plaza-iへのマイグレーションを決定しました。決定の決め手となったのは、旧PlazaとPlaza-iは別製品ながら、旧Plazaの機能は全てPlaza-iで有しており、むしろ、旧Plazaより豊富で、きめ細かい設定ができるPlaza-iを導入することで、業務改善が図れると思ったからです。提供元が同じ会社のため、弊社の業務をよく理解したコンサルタントが対応してくれるので、安心してシステム移行ができるという点も外せないと思います。
また、個別カスタマイズを行わなくても、別のモジュールや機能をあとから段階的に増やしていけるということが、弊社の場合は特にメリットがありました。システム移行に費用は付き物ですが、段階的に移行することで、システム移行費用を分散することができました。
まずは、単独で(他のモジュールがなくても)運用できるGLS一般会計システムを導入しました。旧Plazaの頃は、会計処理を会計事務所へ委託していましたが、Plaza-iへのシステム移行をきっかけに業務改善を行い、Plaza-iからは自社で行うことにしました。この結果、リアルタイムに会計関連の書類が出力できるようになり、業務効率の向上に繋がりました。
次に、旧Plaza販売管理で備えていた基幹業務機能にあたるモジュール(SOE販売管理、PUR購買管理、DRS物流在庫管理、ARS債権管理)を導入しました。親会社へ英文での報告書類を提出する必要がありますので、Plaza-iにおいても多通貨・バイリンガルの機能が引き継がれたことは、非常に助かっています。