債務管理

リアルタイム業者集計

債務計上伝票、直接支払伝票を承認すると、Plaza-iは同じ支払先、同じ支払予定日のデータを自動集計します（リアルタイム業者集計）。

さらに銀行別に登録した「振込手数料マスター」の設定に従って振込手数料を自動計算し、支払先マスターの
手数料：業者負担／自社負担の設定に従って、支払額を計算します。

Plaza-iは業者集計後の金額により半金半手等の支払分割や、期日現金払い条件に従った支払予定日の自動設定が可能です（詳細後述）。

支払方法変更・支払予定日変更（相殺対応）

債務計上承認後は、仕訳承認と同じく、計上金額、計上勘定科目等の計上データの変更はロックされます
（内部統制の確保）。
しかし、支払方法、支払予定日は支払承認するまで変更可能です。
Plaza-iでは支払方法変更という画面から、

1. 支払予定に対応する計上明細の確認
2. 業者集計後の金額に対する売掛金等との「相殺処理」
3. 支払方法の変更（振替元銀行の変更や半金半手の割合の変更）
4. 支払予定日の変更
5. 支払保留等の処理

を行うことが出来ます。

銀行のFBシステムと連動します

総合振込依頼書を利用される場合は、Plaza-iから出力される総合振込依頼書をそのまま銀行にご提出下さい。
銀行とWeb-Banking等インターネットもしくは電話回線によるファームバンキング契約をされている場合は、
そのシステムに外部ファイルアップロード、外部データ取込等のメニューがありますので、
Plaza-i債務管理システムで生成した「全銀協フォーマット」FBデータを読み込ませてください。

これにより、FBシステムに支払先、振込先、支払金額を打ち込む必要が無くなります。

期日払・手形払対応

業者集計後の支払予定額が特定金額以上であると、支払予定日が例えば、翌月末でなく3ヶ月末となるような
支払条件に対応しています。

一部手形払いの場合でも、1000円未満切り捨てのような処理ができます。
つまり、「100万未満翌月末振込、以上翌々月末30％手形１万未満切捨、残額振込」、
例えば、A社に対する複数の債務計上伝票を集計すると1,035,000円となったとすると、100万円以上なので、その30%、310,500円を手形、しかし1万円未満切り捨てなので、31万を手形、残額、つまり725,000円を通常の翌月末ではなく、翌々月末に支払うという支払予定データを自動生成することができます。

集計後に都度ボタンを押したり、手で分解指定する必要はありません。

前払対応

先に支払を実行し、後から計上された債務と相殺すること、即ち前払処理に対応しています。
前払伝票は支払時に前払金が計上され、同じ支払先に対する債務の計上時点で相殺されます。

外貨対応

あらゆる通貨での債務計上、支払が可能です。
Plaza-i為替予約システムと連動し、引当した複数の為替予約取引から直接支払を実行することができます。

未引当の部分だけ、支払方法変更画面で支払口座を指定して支払を実行することができます。
月末の外貨建て債務残高を換算し、換算差額を自動仕訳します。