債権管理

振込が多い場合は、銀行のファームバンキング（FB）
振込データをダウンロードし入金伝票に取り込み、入力の手間を省きましょう。
仮想口座による入金先照合にも対応しています。

消込に時間が掛かる会社、または、財務と経理が分かれているような会社では、取り込んだ振込金を一度仮受金に計上し、業務部・経理部による売掛
（ならびに請求入金予定）明細との個別消込を行う都度、仮受金を取り崩していく方式を採用しましょう。これにより月次決算を迅速化すると同時に、未消込金額を勘定残高として管理することが可能となります。

一旦仮受金に計上する方式が手間と感じられる場合は、直接入金伝票に取り込みましょう。入金消込は、売上伝票の商品明細レベルでも、売上伝票のヘッダレベルでも可能ですので、入金違算がどのレベルで発生するのか得意先毎に指定し、迅速な入金消込処理を行うことが出来ます。

入金予定管理で未回収を防止

前受請求がある場合は、受注伝票毎に未入金をチェックできる「担当者別未入金」照会画面を利用しましょう。
経理で月末入金処理後に期日未入金の伝票を担当者順にExcelに吐き出し、督促フォローアップを促しましょう。

納品数が多い掛け売り締め請求を行っている物販商社などでは、請求書単位の未入金を請求状況照会で確認し、
未入金繰越（翌月検収に廻される、請求通り入金がない等）の場合、営業にフォローアップさせましょう。

入金予定表は、入金処理並びに資金繰りに利用できる便利な帳票です。
勘定書や支払通知書データを受入れ、入金予定日や消込番号を自動更新することができます。

各種請求締め方法に対応

通常の末締め翌末払い、20日締め翌25日払い、等の他、月複数回締め、単独請求、
個別指定請求（指定した売上または請求予定だけ一つの請求書にまとめる）の各種請求締め方法に対応しています。
掛け売り請求と前受請求を一つの請求書に合体することが出来ます。

免税、伝票別消費税、請求締め時消費税など、各種消費税請求方法にも対応しています。

総務等で請求書を郵送したら、請求承認（確定）処理を行い、請求書をロックしましょう。
これにより請求書の郵送漏れ、請求データの誤変更を防止し、適切な内部統制を確保することが出来ます。

各種入金違算取引に対応

Plaza-iの入金伝票入力は、既に説明した基本となる個別消込の他、振込手数料差引入金、売上割引、カード回収、
買掛金相殺、半金半手入金、過剰入金翌月廻し、一部入金などあらゆる違算取引、特殊入金取引に対応しています。

こうした取引の処理方法は弊社公認会計士が中心となって執筆したPlaza-i債権管理システムのユーザーズガイド
に詳しく説明されていますので、安心して入金処理を行うことが出来ます。